治療法がない?染色体検査・染色体異常の真実。

染色体

妊活をするうえで、気になるのが生まれてくる赤ちゃんの健康です。染色体異常があると、妊娠につながらない事や、ダウン症の赤ちゃんが生まれるなど、不安な要素が満載ですが、染色体異常とはどのようなもので、どのようにして検査をするのでしょう?

卵子の老化と染色体異常

女性の妊娠の高齢化に伴い、卵子の老化の問題が起こっています。女性の卵子が作られるのは、女性自身が生まれる前に作られています。すなわち、卵子の年齢と自分の年齢プラス0.5が、卵子の年齢です。生まれてから今日まで、体の老化があるのと同じように、卵子も老化をします。卵子が老化をすると、染色体に異常が起こりやすく、精子と出会っても受精に至らず不妊となります。染色体異常にも程度が様々で、妊娠に至ることもありますが、途中で流産になってしまいます。軽度の異常の場合は、出産まで至ることができますが、ダウン症などの赤ちゃんが生まれるということになります。

出生前診断で行う染色体検査

出生前に赤ちゃんの状態を診断する出生前診断では、エコーなどを使って診断していましたが、妊婦さんの血液検査をすれば胎児の染色体異常を調べることが可能になりました。妊娠中のお母さんの血液から、胎児が21トリソミー(ダウン症)18トリソミー、13トリソミーかどうかを判断します。本来染色体数は2本づつあるところが、この場合には3本あるということで、染色体異常になります。この検査は受けなければいけないものではなく、高齢出産(35歳以上)の場合にはリスクがあるので受けるという状況です。かつて行っていた羊水検査に比べると、リスクは低くなり、安心して受けることのできる検査です。保険がきかないので、高額な負担になる場合があります。

男性の精子も染色体異常がある!

男性の精子は、新しいものがその都度作られているので、女性の卵子の様な老化による染色体のリスクはないように思いますが、不妊治療で、男性不妊の精子の染色体を調べると、8~15パーセントは染色体の異常が見つかるようです。受精卵は、母親と父親の、2つの遺伝子からできるので、どちらか一方に異常があると、不妊や流産になってしまいます。精子数の少ないほど、染色体異常が多くみられる傾向にあります。男の子の赤ちゃんが生まれた場合に、父親の遺伝子を引き継ぎ、男性不妊の赤ちゃんが生まれる可能性が大きくなります。

まとめ

妊活で気になるのが、染色体異常の為に、妊娠できないのではないかということですが、染色体異常は、高齢出産の卵子の老化が原因の場合が多く、男性の精子に問題のある場合もあります。検査は血液検査で染色体異常かどうかがわかるようになっています。

関連記事

ページ上部へ戻る