日々の悩み…不妊治療中は甘いものを食べたらいけないの?

チョコレート

甘いものが好きな女性は多くいると思いますが、不妊治療中に甘いものを食べてはいけないと言われたらどうしますか?一口に甘いものと言っても色々ありますが、どんな物がダメなのでしょうか。そしてなぜダメなのでしょうか。不妊治療と甘いものの関係についてお話します。

甘いものと女性ホルモン

女性ホルモンの中には、卵子の成長や受精卵の着床、妊娠維持にかかわる「エストロゲン」「プロゲステロン」というホルモンがあります。これらのホルモンは甘いものとの関係が深いインスリンの働きに作用すると言われていて、大量の糖に対してインスリンの作用が弱まってしまうと、栄養が細胞や臓器に取り込まれにくくなり、排卵障害につながってしまいます。また過剰な糖分の摂取によって卵子の栄養バランスが崩れ、卵子の質が低下する場合があるため、不妊治療中は甘いものを控える事をおすすめします。しかし、神経質になりすぎると、もともと甘いものが好きな方はストレスに感じてしまいます。ストレスは女性ホルモンの分泌と関係が深いためストレスをため込まないようにしましょう。また適度な糖分はストレスの軽減につながります。少し甘いものが欲しくなったらドライフルーツや、チョコレートを一口だけ食べるなど、甘い物のとりすぎにならないように工夫をすると良いですね。

甘いものと内臓脂肪

糖分の多くは体内で脂肪になります。それは皮下脂肪ではなく内臓脂肪として主に下腹部に蓄えられます。内臓脂肪が多くあると子宮や卵巣、卵管を圧迫してしまい、脂肪が卵管にこびりつくこともあります。卵管はとても繊細で、ちょっとした炎症や圧迫でも卵子が通りにくくなるため、不妊の原因につながります。全く甘いものをとらないとストレスになってしまいますが、とりすぎには注意しましょう。

チョコレート嚢腫(のうしゅ)

子宮内膜症とは本来は子宮の内側をおおっている組織が子宮の外側に増殖してしまう病気ですが、チョコレート嚢腫とは卵巣内に出来る子宮内膜症の事です。チョコレート嚢腫は月経のたびに卵巣内に出血と内膜の増殖を繰り返してしまうため、逃げ場がなくなった血液がドロドロのチョコレート状になることからチョコレート嚢腫と呼ばれています。チョコレート嚢腫は排卵障害を引き起こす事が多く、不妊の大きな原因のひとつになってしまいます。チョコレート嚢の治療と不妊治療の開始の判断は医師によって大きく左右されるため、チョコレート嚢腫があった場合、セカンドオピニオンを受ける事をおすすめします。

まとめ

適度な甘いものはストレスの軽減となるため、不妊治療中は全くとってはいけないとは言いにくいですが、食べ過ぎには注意が必要です。とりすぎた糖分は内臓脂肪となってしまい、卵巣や卵管の圧迫による不妊につながります。糖分はスイーツではなく、新鮮なフルーツなどでとるなど工夫する事をおすすめします。

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